読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

北鎌ゲベ戦記 〜家のこと、庭のこと〜

見習庭師23歳のしごく家庭的な日記。北鎌倉駅前からお送りしております。

9月4日(日)

あまり文章を書く気分ではないので、現在少しお休みしています。

 

近頃、暮らしが充実している。家のことも庭のことも人間関係も順調だ。毎日がたのしい。たのしい、ような気がする。

 

生きることが充実している人は文章を書く必要がないのかもしれない。なぜなら、その人にとっては生きることが、詩であり、絵であり、音楽だからだ。自分の内が完全燃焼していれば、外に向けて作品を作る必要はない。不完全燃焼しているときに、人は、書きたい、描きたい、唄いたいという衝動に駆られるのだ。不満や不安、モヤモヤがあるから、欠けてるから、足りないから、書くのだ。書かないとやっていられないから、書くのだ。逆に、書かなくてもやっていられるのなら、書かなくていいのだ。その人の暮らしそのものが、詩であり、絵であり、音楽なのだから。

 

たしかに近頃は暮らしが充実している。でもあるいは一方で、何か大切なことを忘れているような気もする。不思議な9月が始まった。もうじき庭師になって一年が経つ。