北鎌ゲベ戦記 〜家のこと、庭のこと〜

見習庭師23歳のしごく家庭的な日記。北鎌倉駅前からお送りしております。

6月18日(土)

6時起床。本日誕生日。二十歳を過ぎたあたりから、別にどうってことはないんです。願わくば、いつも通り普通の一日が過ごせれば。できたら晴れたらいいなあ…くらいかな。とかなんとか言いつつ、出勤前のFBチェックは欠かさない。2人からお祝いが届いていた。

 

建長寺妙高院。修行開始して約9ヶ月が経ち、今日、遂に「刈込み」を本格的にひとりで任されました。親方からこのOKサインが出て初めて、技術の習得、向上がやっと始まるのです。そうやって特定の作業を初めてひとり任されるタイミングというのがたまにあって、これが本当にうれしい。同時に緊張もする。親方の刈込み鋏を借りて、サツキ、ツツジ、ツゲなどの仕立物をまあるく刈り込んでいきました。ところが丸形が台形になってしまったり、虎刈りになってしまったり、腕が猛烈に疲れたりで、なかなか大変。でも楽しかった。そして、なんといっても、その日は一日快晴だったのでした。風がなく、蒸し暑くて汗びっしょりだったけれども。本当に本当に澄み渡っていた。仕事しながら、この当たり前の空に、なんだかジーンときた。

 

17時半解散。随分と日が延びてまだまだ明るいです。夕暮れる中、ひとり残って鋏研ぎ。西日に照らされた刃が鋭く光り、それがあまりにも美しくて、格好よくて、つい笑ってしまった。

 

18時帰宅。 本当は、ぼくは本当は、しれっと澄ましてたいんです。が、やっぱりついつい見てしまう。FB、LINE、メールチェック。自分だっさー。それでも実際読んでみると、ひとりひとり、その人のことを思い出したりして、なんだか久しぶりに会えたような気がして、素直にうれしいと思う。母親からのメッセージにまたモヤモヤ。うれしくない。マアイさんからLINE「イマリさんも今日誕生日で、これから家でタイ料理パーティーするんだけど来ない?」。どうしよう…モヤモヤしちゃったし、日記もたまってるし、今宵は侘助でひとり渋く過ごそうかと思っていたんだけど。少し迷った挙句、けど「行きます!」。シャワー浴びて、準備して、出る間際、合宿で泊まりに来ているモクチンのみなさんにあいさつ。ケンタロウが然りげなくお祝いの言葉をくれて、ちょっとうれしかった。20時15分、家出。バイクから、たぶん満月ではないんだろうけど、やたら月が丸く見えた。

 

20時半着。ちょうど妙高院から頂き物のビールがあったので手土産に。たけのこ庵の住人、元住人らが集い、なんだか懐かしい雰囲気に包まれての夕食。AKB総選挙を見ながら。シータ(子猫)に飛び乗られながら。風『22才の別れ』を聴きながら。(イマリさん誕生日なのに)イマリさん作のタイ料理を。タイカレーが美味すぎる!!!それにしても同じ6月18日生まれの人と、こうして一緒にお祝いしてもらうのは初めてかも。たのしいな。ステキだな。ショートケーキも頂いて。写真なんか撮っちゃったりして。なんだか泣けました。間違いなく、ここに来たのは正解だった。急遽呼んで頂いて、本当に感謝してもしきれないです。今日はそのままマアイさん家泊。1時就寝。

 

翌朝、元カノからお祝いメッセがきていた。一瞬ハッとしたけど、読んで、すごくうれしかった。まさかおめでとうだなんて。優しいなあ。

 

お祝いの言葉をくれた方、一緒にいてくれた方、みなさん本当ありがとうございました。よい誕生日でした。「いつも通り普通の一日」で、よかったのでした。