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北鎌ゲベ戦記 〜家のこと、庭のこと〜

見習庭師23歳のしごく家庭的な日記。北鎌倉駅前からお送りしております。

6月6日(月)

朝、台所で早起きのケンタさんから昨日の話を聞く。

 

あの時、アベさんは泣いていたらしい。

「夫が、平和運動をしている人たちに嫌われていて辛い」

「夫は夫なりに平和を望んでいるのに」

 

ものすごいことを聞いた、と思った。鳥肌が立って、まず、“かなしい”おもいが湧いてきた。なんて哀しいんだろう。誰に対して同情しているのかもよく分からないまま、まず哀しくなった。人は。社会は。国は。涙は、かなしい。まあひとまず、泣いてる人には手ぬぐいを…。次に、みんなだったら何を想うんだろう、とぼくは考えた。ぼくの周りには、良き友人と、カッコイイ大人達と、その他知り合いが、大勢いる。その中には当然、いろいろいる。ぼくは、皆が皆、間違ってはいないのだけど正しくもない、ような気がしている。逆にしてもいい。正しくもないが間違ってもいない。正義とか立場とか価値観とか、人間関係というのはあまりにも複雑で、複雑で。

 

はぁぁ?お前はなにを偉そうに。それじゃあ自分は?自分はどこに立っている?どの立ち位置から発言している?中立か?ノンポリか?なんなんだ???全ての問いは必ず「自分」に跳ね返ってくるのです。考えれば考えるほどに複雑さは去来して、朝からこころはねじれてしまった。

 

建長寺。ミドリかき続き。結局その日はずっとモヤモヤしていた。