北鎌ゲベ戦記 〜家のこと、庭のこと〜

見習庭師23歳のしごく家庭的な日記。北鎌倉駅前からお送りしております。

5月31日(火)

6時5分、桜木町着。
 
本日、建長寺。方丈裏の庭園。え?ここってウチがやってるんですか?ひえ〜〜〜。作業はミドリかき。近頃ずっとこればかり。10時過ぎたあたりから観光客が増えてきて、みんなこっち見てる、ような気がする(庭師がジロジロ見てもまずいので気配だけ)。とその時、親方が脚立から落ちた。落ちたけど、ケガなく無事着地していてむしろそれがすごいと思った。ぼくはまだ落ちたことがないんです。が、いつの日か必ず落ちる。それはきっと慣れてきた頃に…。怖い。CNNが取材に来ている。親方の手元(だけ)をアップで撮らせて欲しいとのこと。「ご自由に」。黙々と手でミドリを摘んでいたら「鋏を使ってやってほしい(映える絵が欲しい)」との注文が入りました。うーん、本来は手で行う作業なのだけれど…たしかにさっきは鋏を使っていたけど…なんだかなあ。親方、言われた通りにする。ぼくはひとり松の影に隠れていました。昼、タニヤマさんの弁当がカラスにもってかれてた。
 
今日は月末。給料日です。ゲンナマ入りの茶封筒が手渡される。開けて、あーヤバい。これはヤバい。いつも決して多くはないのだけれど、5月はさすがに休み過ぎた(GWもあった)ので、かなりヤバい。全然笑えなかった。帰宅後の記憶なし。その晩は10時間寝た。今思うと、5月はずっと疲れていた。