北鎌ゲベ戦記 〜家のこと、庭のこと〜

見習庭師23歳のしごく家庭的な日記。北鎌倉駅前からお送りしております。

5月22日(日)②

休日後半戦。みてきました展覧会。一番印象に残っているのは、3Fのハチ公ではなくて、ぼくは4Fの『ひそひそ星』(映画の方)の一部上映の方でした。あのモノクロの景色とヒソヒソ声がしばらく脳内に残像・残響しています。何故かといえば、それは今の自分の置かれている状況にダブって見えてしまったから。わが家(ミライエ)の平日の夜はだいたいあんな感じなんです。外の世界は、黒、闇、無。灯りがない。人気がない。他の生きものでさえ誰ひとり鳴かない。風の音だけが寂しげに響く。世界は、ぼくひとりを残して、もう終わってしまったんじゃないかって、たまに思い至る。それでも、家のことも庭のことも今は修行の時ですから、これでいいのだと自分を納得させます。このブログタイトル通り、まさに「戦い」なのだなあとつくづく思います。まあその孤独の時間も、週末のけん騒と妙にメリハリがついて、最近はむしろ心地よく感じられるようになりました。ほんっっっとうに情けないのでもう「寂しい」とか言わない。ただそろそろ猫ちゃんは飼いたい。

展示は30分ほどで見終えて、地下のミュージアムショップへ。写真集をなんとなく眺めていたら、ふと一冊の表紙に目が留ります。小島小鳥×箕浦建太郎『明星』。写真と絵を組み合わせたまあほぼ写真集なのですが、とにかく構成がすばらしい。解説いっさいなし。子どもの写真が多い印象ですが、決して子どもの写真集ではない。コラージュされた絵もまったく違和感がなく、この本は、見事にひとつの表現として成立しているのであります。値札を見ると1500円と安い!非の打ち所なし!即購入。心が折れそうになった時に見るようにしよう。

 

帰り道、藤沢に寄ってもろもろ買い出し。藤沢といえば南口の名店ビルが、どこか昭和の中小デパートの香りを放っていてお気に入り。3月6日から使い始めてそろそろ一冊終わりそうなツバメのA4ノート(100頁)も補充。一冊1000円と高いけど、これが一番長持ちするし使いやすいです。偶然開かれていた古本市で、美輪明宏美輪明宏のおしゃれ大図鑑』(サイン入り)、西岸良平鎌倉ものがたりスペシャルセレクション』、御所見直好『だれも知らない鎌倉路』の三冊購入。1Fの海に寄ってハンバーグカレーとコーヒーを注文しつつさっき買った美輪さんに目を通す。かなり良かった。

 

18時帰宅。夕食に醤油とみりんで味付けした野菜の炒め物を作ったはずなんですがその野菜が何だったのか全く思い出せない。ドヒちゃんに借りた『海がきこえる』は結局見れずじまいで返却。ともかく充実した日曜日でした。やっぱり外に出るとおもしろいな。